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OFFICIAL BLOG

日別アーカイブ: 2016年7月9日

自分のベルトチェック

まず下の画像をご覧ください。

エリオットローズロンドン メンズベルト講座

【この画像のベルトはエリオットローズロンドンのベルトではありません】

印象の悪いベルトとはどういうものかをご説明します。毎日すれ違うビジネスマンのベルトをチェックすると大半がこんな感じです。一度皆様もチェックしてみて下さい。

画像のにはバックルの型が縦に入っています。これは一時期痩せて一つ奥の穴を使用していた後にリバウンドして元のベルト穴に戻った状態です。非常に使用感が出て印象が良くありません。ベルトは常に中央の穴を使用して、痩せると奥の穴を使わず長さをカットすることが基本です。エリオットローズでは無料で長さ調整をしているので安心して綺麗な状態を保つことが出来ます。
画像のは、ストラップの先が余り過ぎています。このように余り過ぎていると借り物のベルトをしているような感じがするので、ビジネスマンとしての印象は良くありません。仕事が出来なさそうに見えてしまいます。エリオットローズでは、ビジネスベルトの型デザインは5種類ありますが、ストラップの先から第1ベルト穴までの長さは全て同じで、着用した時のベストな長さが余るようにされています。

画像のは、ベルト先の部分が重ならず落ちています。これはベルトの中央の穴を使用していますが、サイズが合っていません。ベルトの方がウエストよりも少し長い場合にこうなります。

画像のは、ベルトホールの数です。一般的に市販のベルトは5つ穴です。エリオットローズロンドンのオンラインショップでのご購入も5つ穴ですが、着用した時に少し見た目にうるさくなるので、本来は3つ穴がベストです。ショップでは採寸してその場でサイズを合わせ、3つ穴でご提供していますが、オンラインでもご希望であれば「3つ穴希望」とお申し付け下さい。お好みもありますが、2つ減るだけで劇的にイメージが変わります。

若い世代は良いのですが40歳アップになると洋服の着こなしや買うものも変わってくるのですが不思議とベルトは変わらず同じようなベルトをされる方が多いので(購入するところがないのも事実です)、印象を悪くしている場合が多いですね。ベルトの顔がその方の生き様そのものを表すような気もします。サイズが合ってない物や使用感の出ているベルトを付けている方を見ると、仕事もプライベートも充実していないように見えてしまうのは私だけでしょうか?

最近ご来店されたお客様が、「エリオットローズのベルトをするようになって会社で、何かわからないけれど最近素敵になられましたね。」と言われるそうです。彼はつけ今までブランドのベルトを好んで着けられていましたが、ベルトだけ目立っていることに気が付いてショップに来られたのが2年前でした。もう達人の域に入っています(笑)。逆に考えると合っていないベルトをしていると、何かわからないけれど印象が悪いということになりますね。ベルトというアイテムはそういうアイテムなのです。男が着物を着る時、帯でその方の「粋」を表現するように、ベルトは最も大事なアイテムの一つであるということを早く理解された方から素敵になれます。

一度ご自身のベルトをチェックし道行く人のベルトを見て見て下さい!

Nobumitsu Saimon